1945年の幣原内閣

こんにちは、代ゼミサテライン予備校北千住校です。10月9日です。2019年のセンター試験まであと102日となりました。あせる気持ちもあると思いますが、日々できることをこなしていきましょう。大丈夫、何とかなります。

さて、1885年の今日、日本はメートル条約に加入しました。メートル条約とは、つまり、今後は「尺とか寸」といった長さを使わずメートルを使います、ということです。条約ができてから10年後のことで、明治18年です。普段はあまり意識されないと思いますが、長さの単位が同じになっているというのは、日本の近代化にとってはとても重要だったと思います。ちなみに、1年間の長さについても、日本は明治6年に太陰歴をやめて太陽暦を採用しました。これも大きなインパクトがあったと思います。少なくとも江戸時代までは太陰歴を使っていたので、1か月は約29日、1年は354日でした。

閑話休題。1945年今日10月9日に幣原喜重郎が第44代内閣総理大臣に任命され、幣原内閣が誕生しました。日本がポツダム宣言を受諾(9月2日)の翌月のことです。幣原内閣は翌46年5月までの短命な政権でしたが、この間には重要な出来事が起きています。

1945年10月 幣原内閣成立

・幣原喜重郎
→外交官出身。駐米大使・外務大臣を務める。1920年代には立憲民正党内閣で強調外交(幣原外交)を推進。

・五大改革指令(1945年10月)
→マッカーサーが幣原首相に指示した5つの改革。(1)婦人参政権の付与、(2)労働組合の結成奨励、(3)教育制度の自由主義的改革、(4)秘密警察などの廃止、(5)経済機構の民主化

・財閥解体(1945年11月)
→経済の民主化を進めるため、財閥の資産を凍結。46年には、財閥による傘下企業の支払いを一層するため、「株会社整理委員会」によって傘下企業の株式を一般に売り出した。なお、「四大財閥」とは、三井、三菱、住友、安田。これに野村、大蔵、古川、日産、理研、中島など11財閥を加えて15財閥が対象となった。

・神道指令(1945年12月)
→神社神道に対する政府の援助・監督の廃止。これにより国家神道は消滅した。

・農地改革(1945年12月)
→寄生地主を排して小作農創設する目的で実施された改革。

・労働組合法(1945年12月)
→労働者の団結権・団体交渉権、争議権(以上、労働三権)の保証と労働委員会の規定を定めた。