1940年と大政翼賛会

こんにちは、代ゼミサテライン予備校北千住校です。10月12日となりました。1940年の今日、「大勢翼賛会」が発足しています。大政翼賛会は、ドイツのナチ党やイタリアのファシスト党と同じように大衆を組織化して強力な指導政党を作り、全国民を戦争へ協力させる体制を目指した「新体制運動」の結果として出来た組織で、近衛文麿を初代総裁にして作られました。ちなみに10月12日は近衛文麿の49歳の誕生日でもあります。

1940年 大政翼賛会発足

この動きによって、立憲政友会と立憲民主党の2大政党は解党し、翼賛議員同盟が結成されました。大政翼賛会はやがて当初考えられていた政党組織ではなく、総裁を総理大臣、支部長は都道府県知事、その下に部落会・町内会・隣組を組み込んだ組織となり、国民総動員体制が作られていきます。

日本史ワードチェック

・第2次近衛内閣(1940年~41年):
新体制運動を推進。政党を解散させ、大政翼賛会を組織。日独伊三国同盟・日ソ中立条約を締結。

・隣組(1940年):
大政翼賛会の末端組織。臨保班(りんぽはん)。5~10戸ほどで構成され、回覧板による情報伝達や配給などの戦時業務を担った。部落会や町内会の下に入る組織。1947年にGHQにより廃止されるが、町内会などは現在に至るまで多く存続している。

・大日本産業報国会(1940年):
新体制運動の中で、従来あった労働組合・労働団体は解散し、代って工場ごとに作られた産業報国会の全国連合体。大政翼賛会の傘下に入る。

・大日本婦人会(1942年):
20歳以上の女性を強制加入させ、貯蓄増強・廃品回収・防空訓練に動員。大政翼賛会の傘下に入る。

・国民学校(1941年):
小学校を名称変更したもの。戦時体制を支えるため「忠君愛国」に国家主義に基づく教育がお壊れた。戦後1947年に再び小学校に戻る。

・皇民化政策(1937年~39年):
植民地下の台湾人や朝鮮人に対して、日本語常用や創氏改名などを強要。

・創氏改名(1940年):
朝鮮人固有の姓を日本式に変更させること。

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