ベルリンの壁、バブル景気、ティラミスとゆりあん

こんにちは、代ゼミサテライン予備校北千住校です。
11月9日です。1989年の今日、ベルリンの壁が崩壊しました。東欧革命を象徴する来事で、翌1990年に東ドイツを西ドイツへ編入する形でドイツが統一されました。さらにその翌1991年にはソ連邦が解体され、ロシアを中心とした独立国家共同体(CIS)の形成に至ります。冷戦が終わり新しい時代へと入っていきました。

日本でも1989年は昭和から平成に変わった年であり、バブル経済の影響で日経平均株価は上昇を続け、景気の良い時代が続いていました。日経平均株価は1990年の12月29日にはついに過去最高の38,915円に達します。しかし年が明けて1991年の2月から株価は急激に下がり、10月までに一時的に2万円を割る状況にまでなりました。ちなみにこの記事を書いている今日(2018年11月9日11:40)時点での日経平均株価は22,299円で、日経平均が4万円近くになるというのは、現在からはちょっと想像がつかない状況です。経済に興味がある方は、ぜひ大学でバブル経済について勉強してみてください。資本主義においてバブルが発生することは、日本だけではなく、古くから観察される出来事です。有名なところだと、1637年にオランダでチューリップの価格が急騰してそして突然下落するというチューリップ・バブルがあります。

ところでみなさんは「ティラミス」というケーキをご存知でしょうか。生クリームを加えたクリーム-チーズと、コーヒーやリキュールをしみこませたスポンジ-ケーキを重ねるおしゃれな洋菓子です。今ではメジャーな商品の一つかと思いますが、多くの日本人がティラミスを認識したのは、おそらく1990年から91年にかけて起きたティラミスの大ブームがきっかけでした。なぜティラミスが大ブームになったのかはよく分かりませんが、それは新しい時代の斬新で奥深い大人のケーキとしてこの時期に広まったのです。1990年のヒット曲第1位はB.B.クィーンズの「おどるポンポコリン」、これはアニメ『ちびまる子ちゃん』エンディングテーマでした。10代を対象にしたアンケ―トでは「おどるポンポコリン」は流行語第1位となり、女子高生も浪人生も『ちびまる子ちゃん』を見ていたのです。またお笑い芸人ゆりやんレトリィバァがアカデミー賞授賞式のネタで使っている「My favorite move is “Back to the future” because I’m frm the future in timemachine」のバック・トゥ・ザ・フューチャーのPART2と3が、ヒットした洋画部門の第1位と2位でした。

※アイキャッチはベルリンの壁

日本史 Word Check!

・ベルリンの壁崩壊(1989)
東ヨーロッパにおける社会主義体制の崩壊と民主化運動を象徴する出来事。ベルリンの壁は冷戦のシンボルでもあった。

・バブル経済(1986~1991)
不動産価格や株価の急激な上昇を伴った好景気。西新宿に新しい東京都庁舎ができ、女性の送り迎えをするアッシー君が登場した。