中曽根内閣とコンパクトディスクの登場

こんにちは、代ゼミサテライン予備校北千住校です。1982年の今日、中曽根康弘内閣が発足しました。中曽根康弘は1818年(大正7年)生まれで群馬県出身、内務官僚出身の政治家です。内務省とは、現在の総務省、警察庁、国道交通省、厚生労働省などが管轄する領域を取り扱っていた行政の中枢を担った役所です。1918年生まれということは今年でちょうど100歳ですね。存命中の総理経験者としては最高年齢です。

中曽根内閣でのポイントを簡単に書くと以下のようになります。

・プラザ合意によって急激な円高が進む。
・三公社の民営化を実施し、JT・JR・NTTが誕生する。
・老人保健法の成立と年金制度改革。

当時アメリカは貿易赤字と財政赤字という「双子の赤字」に苦しんでいましたが、日本はそのアメリカへ自動車などを輸出して貿易黒字になっていたため、アメリカとの間で貿易・経済摩擦が発生しました。この後、アメリカから内需拡大、輸出規制、市場開放を再三求められるようになっていきます。

皆さんは1982年というとどんなイメージがあるでしょうか。1982年に新たに登場したものとしてはこんなものがありました。

・森永「おっとっと」
・500円硬貨
・世界初のCDプレイヤー
・テレホンカード
・フジテレビ「笑っていいとも」

いかがでしょうか。500円硬貨が登場したのはわずか36年前というのは意外な感じがしませんか。それまでは500円紙幣で、肖像画は岩倉具視でした。また今はDVDやブルーレイに代わってきていますが、コンパクトディスクと呼ばれるあの12cmの盤が登場したもの1982年。割りと最近の出来事です。NECのPC-98がヒットして、パソコンとう言葉が浸透し始め、デジタル時代が到来しつつありました。

テレホンカードは、もはや公衆電話を使う機会がほぼないと思うのであまり想像がつきにくいと思いますが、高校生も普通に持ち歩いていました。また西友ストアーが発売した「無印良品」がヒットし、翌1983年から直営店がオープンしていきます。日本のCDPは274兆円(現在は549兆円)、大卒初任給は127,200円(現在は200,3400円)でした。

ちなみに年間ヒットチャート第2位は「セーラー服と機関銃/薬師丸ひろ子」です。これは橋本環奈バージョンの何倍も切なさと哀愁を感じさせる素晴らしい楽曲です。

日本史 Word Check!

・赤川次郎
「セーラー服と機関銃」の作者。三毛猫ホームズシリーズなどで有名。膨大な作品がある。