センター試験まであと8日、ほんと時間ないな。

みなさんこんにちは。代ゼミサテライン予備校F.E.アカデミー北千住校です。

センター試験まであと8日。ほんと時間ないな、と思っていないでしょうか。大丈夫、みんな同じように感じているはずなので、自分だけではありません。

大学入試は高等学校の指導要領を基準に作成されるので、高校の教科書が出題範囲となります。もちろん全ての問題がそうとは限りませんが、合格点を取るために必要な勉強は、高校で習う内容でまかなうことができるはずです。

しかしおよそ受験勉強とは受験日が到来するまで永遠に終わりません。高校の出題範囲とは言えそこから無限に問題を作ることはできるでしょうし、それゆえどんなに学力レベルが高くても、全ての問題に解答できる、という状態にならない。自分と同じ程度の学力の受験生は他にもいて、受験生の人数が定員よりも多いのであれば、勉強を止めてしまうわけにはいきません。

つまりごくごく例外的な天才みたいな人を除けば、誰しも時間が足りないと思う仕組みになっています。さらに勉強すればするほど自分の弱点が明確になるので、余計にその感覚が強くなります。逆に考えれば、不安が強いというのはそれだけ勉強してきた証でもあります。

センター試験のために勉強した知識は、たぶんいずれ忘れていきます。時々Youtubeで有名大学の(元)学生がセンター試験を解いてみた、という動画がありますが、点数はおしなべて低い。でもそんなものかと思います。ただし復習をしていけば、そんなに時間がかからず思い出せるのではないでしょうか。

受験のために詰め込んだ知識はいったん忘れてしまうかもしれませんが、受験のために頑張った経験は、大学へ入ってからそして社会へ出てから案外役に立つと思います。受験勉強は自分ができることを毎日精一杯こなすこと、中間・期末試験とは比較にならない長期間にわたって、毎日努力を積み重ねることです。この経験はなかなか得難いものです。目の前の課題に全力で取り組める人は、やがて大きな目標や夢を実現できると思います。もちろん、世の中には努力してもどうにもならないこと、受験のように模範解答がないことが多々あります。受験勉強のように自分がやった分だけ進まないことも多く、むしろその方が当たり前になるかもしれません。設問と模範解答が1対1で対応するような作業は、遠からずAIが代替してしまう気もします。

それでもなお受験勉強を通じて努力した経験は、きっと皆さんの役に立ちます。ひとつの理由は、現代では付加価値を作り出すのにある程度の時間がかかるからです。付加価値とは、その人もしくは会社や組織が持つ他者とは違った特性であり、企業活動で言えば収益の源泉になるものです。これは簡単に作ることができない場合が多い。時間と労力と忍耐が時には必要です。そんな時に受験勉強の経験が生きてくるような気がします。