みなさんこんにちは。代ゼミサテライン予備校F.E.アカデミー北千住校です。
受験生の皆さんは、私立大学の一般入試と国公立大学の2次試験に向けて勉強を始められていると思います。具体的に出願する大学はセンターリサーチなどの結果を見てから決めるという方も多いと思いますが、それまでにもできることはいろいろあるので、時間を有効に使っていってください。
国公立大学の2次試験は基本的にはどの科目も記述式の試験となります。それに対応して答案を書く練習をしていくことになりますが、一人で勉強する場合は、模範解答をよく見ながら重要な論点を抑えているかどうかをチェックしていきましょう。科目によっては自分一人だと判断しにくい箇所もあるかと思います。そういう時は学校や塾の先生に遠慮なく聞いてしまうのが得策です。学校まで行く時間がもったいないと思うかもしれませんが、的確な指導をしてもらえるのはとても効果があります。ある程度聞きたいことをまとめて聞くのも良いですし、学校によっては自習室が開放されているところもあると思いますので、そこに朝から行って分からなければ先生に聞いてまた勉強していくというサイクルで、ひたすら自分が課題だと思うことをこなしていくのも一つの方法です。
センター試験対策でも触れましたが、志望校の過去問を繰り返し解くことをお勧めします。実際はなかなか受験する全部の大学・学部の過去問にあたることは難しいですが、たいていは過去問と同じ水準と形式の問題が出るので、過去問は重要な情報源です。
そして受験までの残りの期間を考えてみましょう。例えば、2月5日に試験があるとしたら残りは14日間です。14日間でできることとすべきことを考えて、おおまかで良いのである程度の計画を作ってみるのが良いと思います。これは理社だけでもOKで、14日で全範囲を復習するには1日どのくらい進める必要があるか、といったレベルで大丈夫です。過去問を見て例えば日本史や世界史で近現代からの出題が多ければ、そちらの比重を上げて調整しておきます。がちがちに固めた計画である必要はなく、メモ書き程度で十分ですが、目的は受験前までに自分が必要だと思った範囲を終える、ということです。闇雲に進めて、古代から始まって近代の前まではしっかり復習したけど現代までは手が回らなかったとなると少し残念です。いったん計画が頭にあれば、残りに日程から逆算して調整をしくことができます。