古文ができれば受験できる大学が増える。苦手意識を一掃する勉強法とは。

みなさんこんにちは。代ゼミサテライン予備校F.E.アカデミー北千住です。

4月1日になって気分も新たになっている方も多いと思います。新元号も発表されました。

これから「令和」が付いた大学も登場するかもしれません。慶応、明治、昭和、平成といずれも大学名に付いていますね。そう、慶応は明治の前、1865年から1868年まで使われていた元号ですが、案外知らない人が多い。

慶應義塾大学は1858年に中津藩(現在の大分県中津市)の藩士だった福澤諭吉が、藩の命令で中津藩の江戸にある屋敷(中屋敷)内に開校した蘭学塾が起源で、その後現在の港区浜松町に移転した際、年号を取って「慶應義塾」となりました。

インターネットの発達などもあり国際化が増々進む中では、西暦の使用がさらに広まるとは思いますが、昭和と平成は異なる時代である、という認識をしているのであれば、平成と令和もまた新しい区分として捉えられていくはずです。昭和がさらに古く感じられてしまうかもしれません。

さて、今日は私大文系における古文と漢文の話を少ししてみます。私大文系の受験科目は、多くの場合、英語・国語・社会の3科目となります。このうち国語は現代文・古文・漢文に分かれるのですが、一般的な傾向として難関大学ほどこの3つが必要となります。

逆に言うと、古文や漢文を除いて現代文だけにすると受験できる大学が限られてくる、ということです。ただ、GMARCHであっても漢文まで要求されることは少ないので、ひとまず古文を受験科目として使えるかどうかという点が大切です。なお、早稲田大学を受験するのであれば漢文は必須です。

目標とする大学にもよりますが、受験できる選択肢を増やすという意味で、古文は取り組んだ方が得策です。

一方で古文が苦手だからということでひたすら古文に時間を使うのは、あまり効果的とは言えません。もちろん、ある程度のレベルになるまでひとまず集中するというのは大切ですが、一般的には現代文の方が配点が高いことから、勉強時間としては現代文に多く時間を割く方が受験対策になります。

古文は皆さんが一生懸命勉強している英語より、ずっと楽に点数が取れる科目です。

おそらく単語や文法は一通り勉強されていると思います。

今は4月なのでじっくり基礎固めができる時間ががあります。もし単語も文法も一通り勉強したけれど、古文に苦手意識があるということであれば、丁寧な全訳をしていく練習はいかがしょうか。

全訳の良いところは、単語や文法の意味をじっくり確認していける、という点にあります。今すでに持っている参考書や問題集で良いので、それを繰り返し解くことをする前に、全訳をしてあらためて丁寧に文章を読んでみると、いろいろな気づきがあるはずです。

自分が良く分かっているところ、実は理解があいまいだったところ、全く知らなかったこと、色々なことが分かります。

問題を解くよりこなせる分量は少なくなりますが、今は4月なのでそうした丁寧な基礎固めができる時期です。

何度も辞書や文法書を見ながら全訳を作る練習が、後になってとても役に立ちます。正確な現代語訳が作れるようになれば、問題を解くことは容易です。

急がば回れ、他の科目にも共通しますが、実はこれが最も効率が良い勉強方法だと思います。

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