やっぱり音読は効果が高い。リスニング力を鍛えるなら声に出そう。

皆さんこんにちは。代ゼミサテライン予備校F.E.アカデミー北千住校です。

英語の勉強、順調に進んでいますでしょうか。今日の話題は音読についてです。音読はできる環境があるならぜひ取り組むと良い勉強法です。リスニング力を上げることもできますし、読むスピードも確実に上がります。

リスニング力を上げるには、「理解できる内容を聞く」ということが大切です。時々、英語をシャワーのようにたくさん浴びて(聞いて)いくと、英語力が身についていく、という英語教材の宣伝やそういった趣旨のネット記事を見ることがあるかもしれませんが、私の経験上、理解できない内容をどれだけ聞いても、自分から声に出したり、使ったりしない限りは、あまり見につかないと思います。

私がかつて働いていた会社は、日本人以外の外国人スタッフがかなりいました。そこでは英語以外の言語も飛び交っていましたし、上司や同僚が彼らの母国語で話をするのをたくさん聞いてきました。おそらく日本中でも私以上にその国の言葉の日常的に聞いている人はあまりいないのではないか、と思うくらい毎日リスニングをする機会がありました。

しかし、何年という月日が経っても、私にはその言葉が何も分かりませんでした。その国の言葉の基礎がなければ、そして自分でその言葉を使って意思疎通をしなければ、どれだけ外国語を浴びていても少しも身につかないのです。

私自身が英語のリスニング力が上がったと意識したのは、中学生の時でした。当時はNHKのラジオ英会話講座を毎日聞いていたのですが、ある時、かなり明確に単語と単語の切れ目が分かるようになったことがって、それ以来ぐっとリスニングの力が上がったのです。

この時ラジオ英会話で聞いていた内容は、テキストを読めば理解できるレベルの英文でした。つまり、読めば理解できる内容については、たくさん聞いていくことで、やがて聞き取りができるようになると思います。逆に読んでもすぐに理解できない内容、辞書や文法書を調べながら、一文ずつ丁寧に和訳してようやく意味が取れるレベルの英文は、リスニング力を鍛える教材としては適さないと思います。

現在ではCNNやBBCといった海外の英語ニュースも動画で簡単に見られるようになりましたが、教材として良いと思ってたくさん見て聞いていたとしても、話されている英文のレベルはかなり高いので、思ったようにリスニング力を上げるには至らないと思います。

当校のこれまでの生徒さんを見ていると、筆記の点数に対してリスニングの点数が割と低めに出るケースがありました。例えばセンター試験で筆記9割を超えている一方、リスニングの得点率は75%ほどいった感じです。

この場合は、あとは英語を聞く頻度を増やせば同じ水準にもっていけるはずです。

それで音読の話です。音読は自分で英文を声に出すという点でリスニングの訓練になります。できれば模範となる音声があるとなお良いのですが、自分の発音でも効果があります。英文読解で一通り学んだ文章、もしくは一読して意味が取れるレベルの文章を使って、意味のまとまりを意識しながら音読してみてください。

音読の回数は機械的に何回と決めてみるか、この文章は自分のものになった、と思ったら次に進むといった感覚的な基準でも良いと思います。

これまでいろいろな生徒さんを見てきましたが、英語の勉強に音読を取り入れている人の英語力は高いく、偏差値の伸びも大きい。

3日に一回30分やるよりは、毎日10分でも良いので継続する方が良いと思います。習慣化させることが大切です。継続していけば来年の入試までにはかなりできるようになるはずです。

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