はい、どうもこんにちは。代ゼミサテライン予備校北千住校チューターのこやぎです。
GWに友人と酒盛りしかしてなかったせいか、なんとなく偏差値が20くらい下がった気がします。大学の単位の危機なのです……。
……閑話休題。
さて、本日はタイトルの通り、元素記号の覚え方のおはなしです。
高校化学で元素記号を覚えるの、なかなか苦労したという方も多いのではないでしょうか。「水兵リーベ、僕の船……」なんて語呂合わせもあるくらいです。
しかし、この語呂合わせが通用するのはせいぜい元素番号~20くらいまで。その後のスカンジウム~を番号順に覚える方法は案外知られていないものなんですね。
今回この記事では、20までとか50までとか、そんな生ぬるいことは言いません。ズバリ、元素周期表の丸暗記を目指していただきます。大丈夫、簡単なんで。
それでは、いったいこの記事を書いているチューター・こやぎはどのようにして元素周期表を丸暗記したのでしょうか。以下、述べて参ります。
……ではさっそく、こやぎが元素周期表を覚えた方法を伝授して参ります。
大きく分けて、この方法は2ステップになっています。ぜひ試してみてくださいね。
何言ってるんだお前、とツッコミが入るかもしれませんが。
まずファーストステップとしてやって頂くのは、元素の配列、並びをそのまま暗記してもらうことです。水素、ヘリウム、ベリリウム、ホウ素、炭素、窒素……といった具合に、全部ソラで言えるようになってください。
その時にとても役立つのが、以下の音楽。
この音楽を1日10回くらい聞いてみてください。途中からは覚えたところから口ずさんでいきましょう。たぶん1週間もあれば覚えますんで。
で、その配列を覚えたら、次はその元素の元素記号までざっくり覚えてみましょう。もちろん必須じゃないですが、出来そうな方は是非どうぞ。
「周期表の形を覚える?」とハテナマークを浮かべる方も多いと思うのですが、
↑この表の、
この赤いワクの形を覚えるってことです。
(周期表の画像はhttp://www.chiba-kc.ac.jp/user/~iseri/kyozai.html様よりお借りしました)
周期表の形を覚えれば、あとは↑で覚えた元素の配列をそこに流し込んで終わりです。めでたしめでたし。
この時のコツは、「特徴的な元素から逆算して考える」ということ。例えば第3周期13族のアルミニウムなんかは、この場所を覚えておくこと自体は難しいですが、希ガスであるアルゴンから逆算していけばこの位置は推定出来ますよね。
さて、ということで以上元素周期表の覚え方でした。
なんかこの字面だけを見てるとすごく難しそうに感じるかもしれませんが、実のところそこまで厳しい作業ではありません。ただひたすら上で紹介した歌を聴きこみ、歌詞を覚えるだけです。余裕ですよ、余裕。
元素周期表、覚えておくと直接的に受験へと役立つというものではありませんが、特に旧帝大以上レベルのような皆目見当もつかないような問題へとトライするにはかなり有用なツールになり得ます。あと、なんとなく特技として自慢も出来ます。
この機会に、ぜひ元素マスターになってみてはいかがでしょうか。