みなさんこんにちは。代ゼミサテライン予備校F.E.アカデミー北千住校です。
中間テストの時期になっている学校も多いと思います。推薦を考えられている方はこの時期の成績も加味されてくるので、集中力を切らさず乗り切ってください。
今回の話題は学校の授業と大学対策についてです。これから受験勉強をして大学を目指すにあたり、高校の授業と大学受験のための勉強をどうやって捉えていくか、といことです。ときどき、学校の勉強はやらず、塾や予備校の勉強をひたすらやって、学校の成績は低いが大学受験では成功した、という話を見聞きすることがあるかもしれませんが、それは多くの場合、正しい戦略になるでしょうか。もちろんそれでうまくいくケースもあると思いますが、私は基本的には学校の授業と勉強を大切にしっかりこなした上で、さらに大学受験対策を行うのがもっとも有効な方法だと考えています。
私は浪人をして進学し、それ自体は貴重な体験だったと思いますが、現役合格できなかった理由を自己分析すると、学校の授業は受験勉強とは関係ないと思って、おろそかにしていた、ことがあげられます。
私はいわゆる進学校ではない普通の高校に在籍しており、受験勉強は自分でやるものと勝手に思って学校の授業や課題にはたいして力をいれていませんでした。確かにのちに進学した国立大学の入試レベルと高校の授業は大きな差があったと思いますが、学校の勉強が受験の基礎であることは紛れもない事実であり、浪人してから、もっと学校の勉強をしっかりやっておけばよかったと何度も思いました。
現役生の皆さんは、これからの学校の授業や課題をまずはしっかりこなしていくことが大切です。今後は推薦の基準には使われないからと力を抜くのはもったいない。学校の勉強の上に受験対策を積み上げるのが、最も効果的な受験対策だと思います。