【勉強改革】参考書は全体を把握してから、軽めに何度も繰り返す。

みなさんこんにちは。代ゼミサテライン予備校F.E.アカデミー北千住校です。

今日は参考書の使い方を一つアドバイスします。

これはと思う参考書を買って行き良いよく始めてみたものの、思ったより時間がかかって、あれ、これはかなり大変だな、と思い始めてそのうちなかなか手が回らなくなってしまったことはありませんか。

一冊の参考書を徹底的にこなす、というのは受験勉強の王道ですが、それが唯一無二の方法でもありません。

目的は大学に合格すために必要な知識を身に付けること。

この目的に沿った使い方ができればよいのです。

最初の方からノートを取りながら、例題を解きながら徹底してやっていくと、最初の方はよく理解できてもその後の理解度が落ちてしまってはもったいないですね。

日本史や世界史で、旧石器時代や古代文明にやたら詳しくなっても、実際は後半の近現代の方が出題頻度が高いのです。

そこで、参考書をこなす方法の一つとして、とにかく最初はざっと見て軽くなぞってひとまず最後まで確認し、また最初に戻ってあるいは自分が必要だと思うところを重点的に勉強するのはいかがでしょうか。

①:とにかく全体をいったん把握する。
②:自分が必要だと思ったところや理解しやすそうなところからから手を付ける。
③:軽くで良いからひたすら繰り返す回数を増やす。

「軽くなぞる」というのは抽象的ですが、ものすごく丁寧にやらずに、必要だと思ったところは書き出して、あるいはマーカーを引いて、あとは読み進める、という感じで良いと思います。

受験生であれば今の時期までにたいてい受験の範囲は一度は勉強していると思います。一部数IIIなどはこれからかもしれませんが、参考書の後半でもすでに知っている範囲もあると思います。

なので、参考書に取り組む際はひとまず全体を確認する。次に自分が理解しやすいところか取り組む。

この方法の効果は、全体に触れてから部分に行くので、最初に少し達成感を味わえる利点があります。

無論、ざっと流したくらいではすぐに学力としては身に付きませんが、不思議と繰り返すことが楽にできるようになります。

丁寧に最初から進めることも良い方法です。ただ、丁寧に進めて数カ月後に1周目が終わった時、最初の方は覚えているでしょうか。

丁寧で綺麗なノートはベストだと思いますが、来年の試験日までの日数を考えると、まずは全体を把握して、そして1回あたりに覚えられることがが多少少なくても繰り返すことで記憶の定着が進みます。

丁寧に1周するより、軽目に何周もした方が最終的に頭に入る量は多くなることがあります。

不思議なもので、何週もしていくと、ここは大切だろうから丁寧にやろうとか、ここは前の期末試験で間違えた単元だからしっかりノートにまとめようとか、自分なりの使い方をするようになるのです。

そうすることでやがて一冊の参考書を自分のものにできていきます。

最初から丁寧にノートにまとめていくと、それが目的になってしまい、逆に「自分なりの使い方」をする前に時間が経ってしまうこともありえます。

というわけで参考書の取り組み方でした。

次回はもう一つの考え方として、「必要なところを選んで吸収する」というテーマで書いてみたいと思います。

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