皆さんこんにちは。代ゼミサテライン予備校F.E.アカデミー北千住校です。
看護学科がある大学、今回のご紹介するのは慶応義塾大学です。
https://www.nmc.keio.ac.jp/
慶応義塾大学の看護医療学部は、 慶應義塾看護短期大学を改組し、湘南藤沢キャンパスに看護医療学部を開設されて誕生した学部です。湘南藤沢キャンパスはSFC(総合政策学部・環境情報学部)がある場所です。この湘南藤沢キャンパスと医学部がある信濃町キャンパスの両方で講義や実習が行われます。
Contents
入試制度としては、一般入試とAO入試、第2学年学士編入学試験があります。一般入試の定員は70名、AO入試は募集が若干名になるので、入学を目指す場合は一般入試に向けて準備をした方が良いと思います。
看護医療学部の一般入試は以下のように第1次試験と第2次試験の2回行われます。
英語(300点)+選択科目(数学・化学・生物から1科目選択、200点)+小論文
面接
選択科目の内容としては、数学が数学IA・IIB、化学や生物は基礎含む通常の科目です。第1次試験合格者に対して別日で面接も実施することから、他の私立看護学科と比較しても受験勉強で要求される負荷は大きいところです。
公開されている入試状況だと、看護医療学部の合格最低点は273点、得点率で言えば54.6%です。受験者の学力も考慮すると、問題の難易度はかなり高めではないかと思います。ただし一般的な大学入試の合格ラインが7割だと考えると6割の得点で合格ラインに届きます。完璧にできなくても6割取れれば良いと思って勉強するだけでも気持ちの面で違いが出てくると思います。
https://www.keio.ac.jp/ja/assets/download/admissions/examinations/general-admissions/tokuten-2019.pdf
2019年度の入試結果は、定員70名に対して受験者数が606人、第1次合格者が247人、最終合格者数が154人です。また補欠合格者を20名出しているので、最終的な入学許可者総数は174人、よって実質倍率は3.48倍となります。https://www.keio.ac.jp/ja/assets/download/admissions/examinations/general-admissions/toukei_soukatsu.pdf
慶応義塾大学看護医療学部には以下のような独自の奨学金があります。
・慶應義塾大学総合医学教育奨励基金奨学金(給付)
対象者:学部2年生以上
支給額:1人最大40万円、看護医療学部学生合計240万円
・青田与志子記念慶應義塾大学看護医療学部教育研究奨励基金(給付)
対象となる活動:看護・保健・医療・福祉に関わる外国での学習・研究活動
支給額:1件につき10万円から50万円
詳しくはこちらのリンクをご覧ください。
https://www.nmc.keio.ac.jp/admissions/fees_aid.html
慶応義塾大学の看護医療学部は、私立の看護学科の中でも最もレベルが高いグループに入ります。AO入試の募集が若干名であるので、実質的には一般入試での一本勝負と考えて良いかと思います。
入試対策としては、英語や選択科目の勉強ももちろんですが、小論文対策もしっかり行っておきましょう。小論文は練習したかどうかで結果が全く変わってきます。
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