暑い夏と江戸の飢饉と食料自給率

米の画像

みなさんこにちは。急にまた暑くなりましたね。この夏の猛暑で全国の学校でエアコンの設置が進んでいるというニュースを目にするようになりました。

今年は夏が暑いのですが、一方、平均気温が低い「冷夏」もあります。最近だと1993年にあまり暑くない夏がありました。天候不順だと農作物が育ちにくく、この時は米が不足する事態になりました。そこで政府は、タイ、中国、アメリカなどから米を緊急輸入したのです。

さて、現代であればこうした措置によって食料の確保をすることができますが、かつては天候不順による農作物の生産減少は、国内に深刻な影響を与えてきました。

日本史で習う江戸の大飢饉は以下の4つです。

寛永の大飢饉
享保の大飢饉
天明の大飢饉
天保の大飢饉

例えば享保の大飢饉(1732年)では、梅雨の頃からの長雨が2か月ほど続き冷夏になり、害虫が大量発生して稲作に多大な影響が出たようです。享保といえば、「享保の改革」→「徳川吉宗(第8代将軍)」ですね。冷夏とは逆に少雨によって日照りや干ばつが続いた場合も、農作物の生育には悪影響を及ぼします。

食料の話題で言えば、日本の食料自給率を知っているでしょうか。食料自給率は大きく分けて、カロリーベースと生産額ベースがありますが、日本の場合、カロリーベースだと約38%、生産額ベースだと約67%となります。今日一日で食べた食品から得たカロリー(エネルギー)のうち、約4割は国内で生産されたもので、約6割は海外から輸入された食品だった、というイメージです。