アイスマン

アルプス

こんにちは、代ゼミサテライン予備校北千住校です。9月19日です。1991年の今日、ヨーロッパのアルプスにあるエッツ渓谷(イタリアとオーストリア国境)で、アイスマンが発見されました。観光客だった夫婦が偶然溶けた雪の下から、ミイラ化した遺体を発見したのです。登山中に遺体が発見されること自体は、決して珍しいことではないようなのですが、その周辺から見つかったものは現代のものとは似ていなかったため、考古学者に調査の依頼が入りました。

それは、約5300年前に亡くなった男性のミイラでした。

その後このアイスマンに対しては、さまざまな調査が行われました。胃の内容物からパンを食べていた可能性があること、所持品である銅の斧は精度が高いこと、また靴底は丈夫な熊の毛皮で作られていました。コンピュータ解析により、死因は誰かに後ろから攻撃されたことによる失血死であったことが分かっているようですが、そこから5000年以上も後に発見されるというのは驚きですね。最新のDNA鑑定だと、オーストリアに住む15人が彼の子孫である可能性が高いとのことです。

さて、子孫の話で思い出したのですが、今年の7月1日に井手久美子さんという方が亡くなったというニュースが流れしました。95歳でした。この井手久美子さん、徳川最後の将軍である徳川慶喜の孫にあたる方でした。徳川慶喜が生まれたのは1837年、明治維新が1868年ですが、それから現在までに150年の月日が流れています。社会の仕組みも大きく変わりましたが、それでも徳川将軍の孫が今年まで存命だったというのは、少し不思議な感じがしますね。